家づくりを始める時期
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2013/05/28
家づくりを始める最適な時期は当然ながらご家族ごとに違ってきます。
子供の就学時期、親との同居、建築地の決定時、家族が増えて部屋が手狭、低金利、国からの補助政策、消費税率のアップ…など、一つではないと思います。
では、家づくりを始めて完成し引渡しをするまでに、どれくらいの期間が必要になってくるのかはご存知でしょうか?
初めて展示場にご来場〜お引渡しまで、木造2階建ての場合で約10ヶ月かかります。
二世帯住居など施工面積の広い物件や構造にRC(鉄筋コンクリート)造やS(重量鉄骨)造、3階建ての場合は工事期間がもう少し長くかかります。
家づくり期間が10ヶ月というのは、あくまでも展示場にご来場頂いてからすぐにプランを作成し打合せをした場合の期間の目安です。
実際にはどこのハウスメーカーに依頼するのかを検討する時間も追加されます。
ご家族が揃って打合せに出掛けるとなると、土日など仕事の休みの日限定になりますので、家族の行事やお出かけの予定もある中での打合せは中々思うように進まないことがほとんどです。
又、土地探しから家づくりを始められる方は、土地を購入するまでの土地探しの期間も追加されます。
土地探しから始められる方の場合、すぐにお目当ての土地が見つかるとは限りません。
人気のある競争率の高いエリアや、現在お子様の通われている学区内限定で探すのであればなお更です。
その場合は、希望エリアの土地情報を事前にチェックしてみて下さい。
土地探しを始めるのに早すぎるということはないと思います。
さて、先程家づくりにかかる期間は約10ヶ月というお話をしましたが、あくまでもお引渡しまでの期間です。
実際に引越しをして新居での生活をスタートさせるのには、もう少し期間がかかります。
引渡し後には、家具を新しく購入している方は家具を搬入してもらって、引越しの荷物を運んで荷解きをして…新生活が落ち着くまではバタバタすると思います。
例えば、お子様が小学校に入学する前までに引越しをしたいと考えられている場合、3月中に引渡しを終えれば大丈夫という訳ではないということです。
お子様にとって、4月から始まる学校での新生活と自分の家の引越しの時期が重なることは、たとえ子供であっても慣れない生活の連続で多大なストレスを感じ疲れてしまいます。
お子様のことを思えば余裕をもった家づくりの計画をし、せめて最低1ヶ月は新居での生活に慣らしてあげて頂きたいと思います。
ギリギリで考えても、4月から家づくりをスタートさせて、1月にお引渡しをし、2月に引越し完了、3月の1ヶ月間で新居に慣れて、4月に入学を迎える、という流れになります。
ただ、本来はもっと余裕を持たせて計画することをおすすめ致します。
又、親御さんが所有している田んぼや畑の土地に家を建てる場合には、建物を建築できるように宅地への変更が必要になる場合があります。
又その土地が建築許可がおりるとは限りません。
土地の所在地の市町村にもよりますが、その変更期間が半年以上かかることもあります。
これらのことを考えて、土地やハウスメーカーをじっくり検討したい方は、「早すぎるかも!?」と思うぐらいから家づくりを始めるほうが安心して計画できるのではないのでしょうか?
その前にまずは、ご家族で「いつまでに引越しを完了させたいのか」について話し合い、家づくりのスケジュールを考えていきましょう!
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