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貯金するなら「緊急用」をつくって二段構えにすると安心
貯金するなら「緊急用」をつくって二段構えにすると安心
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2013/06/10
緊急時に頼れる貯金は、健全な経済状況を支える土台となります。
しかしある程度まとまったお金が貯まると、大して緊急でもないちょっとしたピンチの時にもついつい使ってしまう人がいます。
節約術などを紹介するブログ「The Simple Dollar」で、自身の金融危機を立て直した経験を持つTrentさんが、「大して必要ではない時に緊急用の貯金に手を付けてはダメだ」と言っています。
『車をぶつけて、約10万円の修理代を払わなければならなくなりました。これは痛い。
何らかのかたちで修理代を分割で支払えるように、修理屋さんにお願いすることになるでしょう。
おそらく、それからしばらくの間は修理代の支払いで苦しいので、スタバでコーヒーを飲むのをやめたり、レストランでの外食代や交際費などを節約することになります。
これは、経済的に苦しい時にほとんどの人がやることです。
緊急用の貯金があれば、困る人はほとんどいないでしょう。
緊急用の貯金から修理代を支払い、何事もなかったかのようにいつもの生活を送ります。』
思いもかけない出費が起こった時に、他にも別の支払い方法やお金がないかとひとしきり考えて、どうしようもない場合が「緊急」だということです。
ただ今月ちょっと余裕がなくて支払いに困っているような時に、緊急用の貯金に手を付けてはいけません。
やむを得ず手術や入院をしなければならない時、突然解雇された時などは緊急用の貯金を使っていいでしょう。
日常生活のちょっとしたピンチの時に使うお金ではありません。
緊急時も何も中々貯金ができない...という方は、お金の使い方や貯め方をを工夫するとうまくいくかもしれません。
借金を無くして貯金もできる「20%支払いプラン」や全米で人気のファイナンシャルアドバイザーが勧める予算管理法「10%ルール」など、収支を具体的な数値に落としこむという手が使えるでしょう。
是非参考にしてみてください。
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