HOME > ニュースコラム一覧 >
買っても良い土地、いけない土地 vol.3
買っても良い土地、いけない土地 vol.3
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |
2013/06/27
<買ってはいけない土地>
物件見学の時は周りの土地をよく見てください。
ご近所の人に気になることを質問してみてください。
・この辺は昔何だったのか?
・地盤は良いか?
・かつて大水につかったことはないか? などなど。
特に、周りに広い土地や遊休地などがある場合は気をつけてください。
数年後、そこにマンションが建ったりする場合があるからです。
そうなると、今の景色と生活は一変します。
いずれにしても土地は、過去、現在、そして未来の時間軸で見てください。
最後に安くても買ってはいけない土地についてです。
まず1つ目は、給排水設備が整備されていない(できない)土地です。
費用をかければ整備できる土地と、お金をかけても整備できない土地があるんです。
2つ目ですが、周辺に嫌悪施設がある土地です。
一般的にこのような施設がある周辺の土地って安いんですね。
何を嫌悪施設と呼ぶかは個人の価値感にもよります。
例えば近くに火葬場がある場合。
たとえ隣になくても、ちょっと嫌がられるケースが多いです。
養鶏場、養豚場も匂いが気になります。
ですから風向きも要チェックです。
又、産廃処理施設や大きな工場、ラブホテル、墓地なども嫌悪施設に上がりやすいです。
3つ目ですが、大きな河川の近くや谷地にある土地です。想像つきますよね。
河川の氾濫による水害とか地盤沈下の不安もあります。
それと最後の4つ目は、見晴らしがいい土地です。
確かにこういう土地は、開放感や眺望が魅力です。
しかし、平坦な土地と比べると造成費や地盤補強工事費に費用がかかります。
眺望が良い=高低差がある土地。もしくは崖地。 であれば当然ですよね。
金額以外にも工期は平坦な土地に比べかかるでしょう。
ですから、特別に眺望重視でない限り、こういう土地も避けたほうが無難です。
以上4つほど買ってはいけない土地をお話しました。
このような土地を絶対に買ってはいけないということではありませんが、安いには安いなりの理由があるということです。
安くて良い土地はありません。
ですから安い土地を買う場合は、リスクを十分承知したうえで進めてください。
ただし、一般論ではリスクとなってもリスクに感じない場合もあります。
人によって良い、悪いの判断基準は違います。
あくまでも一般論とご自身が求めるもの同じとは限りません。
つまり、いろいろな角度の検証をすると良いと言えるでしょう。
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |