隠す収納、見せる収納
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2013/07/01
収納の仕方にも「隠す収納」と「見せる収納」があります。
壁一面などににオープンな棚を用意して、自分のお気に入りをいつでも見られるようにするという家もあります。
見せる収納は誰にでも向いている収納方法ではありません。
オープンな棚なので物も置きやすく、気軽にどんどん置いてしまうと統一感がなく大変なことになります。
例えば、リビングの壁一面が見せる収納になっていたりする場合、家族の趣味の品や本・雑誌、生活用品など、様々な色やテイストのものがバラバラに置かれることになり収集がつきません。
見せる収納の鉄則は「飾るもののテイストを揃える」ことですので
整理整頓が得意、又は好きでこまめに棚を整頓できる人でないと、物が溢れかえって「見せられない収納」になってしまいます。
様々な色や形のモノたちを上手く配置してすっきり見せるには、努力もセンスも必要です。
特にお子さんが小さいうちは、カラフルなおもちゃや絵本など、多くの色や形が家の中に溢れますので、空間の中の物を抑えめにしないと雑然と落ち着かない印象の部屋になってしまいます。
その点、扉がある収納スペースでしたら、中がどうなっていようと扉を閉めてしまえば、とりあえずスッキリとした空間に見えます。
なので「自分は片付けや整理整頓は苦手だ・・・。」と自覚されている方は、扉付きの「隠す収納」がおすすめですね。
もちろん、定期的に中のものを見直して不用品は捨てるなどのメンテナンスは必須だと思います。
見せる収納を設けたい場合は、部分的にして統一感を持たせて飾るときれいですし、飾られた物も映えますね。

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